巽
「……なんで、おまえが俺の飯を食べてるんだ?」
芥離
「相変わらず、おいしいですね」
芥離先生は巽先生が作ったパスタを一口食べて、柔らかく微笑む。
巽
「こっちが、おまえのだろ?」
芥離
「嫌だな、巽先生のでしょう? 食堂の料理もなかなかですよ?」
巽
「おまえが作ったわけじゃあるまいし、偉そうに……」
巽先生は呆れた様子だったけれど、それ以上は反論することなく、食堂の昼食を食べ始めた。
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